飼いネコちゃんの毛を撫でているときに
「あれ…なんか毛に塊があるなぁ…」
ブラッシングをしているときに
「何か引っかかって上手くブラッシングができないなぁ…」
そんなことありませんか?
そう!それこそが猫の宿敵でもある毛玉です!
この毛玉が原因で皮膚の病気やケガに繋がる可能性もあります….
毛玉ができることによるメリットはなく、まさに百害あって一利なしなのです。
今回の記事では、
毛玉を作らないためには
毛玉ができた時の対処法
などをお伝えできたらと思います(*^-^*)
目次
1.なぜブラッシングは必要?
2.猫ちゃんがブラッシングが嫌いにならない方法!
3.注意して!毛玉になりやすい部位3つ!
4.これをしてケガをしました…毛玉を切るときの失敗談。
5.まとめ
1.なぜブラッシングは必要?
猫は短毛種でも長毛種でも定期的なブラッシングが必要です。
短毛種のネコちゃんであればラバーブラシでなでてあげたりつや出しブラシなどで綺麗にしてあげることもできますし、
そこまで頻度がなくても毛が短いので毛玉になる事がありません。
ただし、長毛猫は違います!
コームと言われる毛玉をほぐしてあげるブラシを使ったり….
スリッカーブラシで体中の絡まった毛をほぐしてあげたり….
しかも頻度も1~2日に1回が理想!
これはなかなか大変ですよね….
でも大切な愛猫のためには必要なことなのです!
なぜ必要なのか?
毛玉ができるといつも引っ張られるような状態になり痛みを伴う
毛玉の部分の通気性が悪くなり皮膚炎の原因にもなる
これらを防ぐためにも、日々のブラッシングは怠らないようにしましょう!
すぐモコモコになっちゃいますよ~
2.猫ちゃんがブラッシングが嫌いにならないように!
ブラッシングをしようとすると嫌がって脚で蹴ったり逃げたりしませんか?
うちのにゃんずもかなり抵抗をしてきます….笑
ならどのようにすればいいか?
1番は理想なのは子猫の時からブラッシングに慣れさせてあげること!
ただ、もう成猫になっていたり、子猫でも全力で嫌がる子もいます….
猫は1度嫌な目にあったり痛い思いをしてしまうと、これでもかっていうくらい抵抗します(笑)
なので最初はブラシに慣れるように普通に手でなでてあげながら様子を見て、
リラックスしているタイミングでブラシを使ってあげましょう。
まずはブラシ自体に慣れさせてあげるといいかもしれません!
クリーム 「これ…なんにゃ?」
★ブラッシングのやり方
頭からしっぽまで1回でとくと言うよりは細かく細かく解いてあげましょう。
引っかかるところがあったら皮膚を強く引っ張ってしまう可能性があるので、
毛玉があるかもしれないと思って丁寧にといてあげてください。
大事なのは、猫のペースに合わせてあげる事です。
「体中のブラッシングを一気にやってしまいたい!」
飼い主としてはその気持ちは物凄くわかります….
ただそれは飼い主の都合であって、猫がストレスを感じてしまっては
ブラッシングが嫌いになってしまう可能性もあるのです…
なので、様子を見ながら
「今日は背中だけにしよう…」
「機嫌がいいから普段は嫌がるおなかをやってみよう!」
と、猫のペースに合わせてあげることが大事です。
そして慣れたら猫のペースに合わせて優しくブラッシング
※ 嫌がったらやめてあげましょう!
ブラッシングされて無のクリーム氏
そして、ブラッシングを頑張った後は褒めてあげましょう!
ちゅ~るなんかあげると喜びますよ(*^-^*)
換毛期は1日~2日でかなり抜けますよ!
クリーム 「ものすごく抜けたにゃ….」
3.注意して!毛玉になりやすい部位3つ!
・前脚の脇
・後ろ脚の関節周り
・耳の裏
この辺りは見逃しやすく、しかもブラッシングを嫌がる子がほとんどです。
(我が家の長毛3にゃんずも全員嫌がります…笑)
そして厄介なのが後ろ脚の裏側でもあるお尻付近から足首にかけて一帯です
1番お兄ちゃんのクリーム氏(スコティッシュフォールド・オス)がこの部分の毛玉が大きくなりすぎてしまい、毛玉が硬すぎて体の一部と勘違いしそれに全く気付かず、冬の間あまり動かず元気がなくなり病院に連れて行った時に発覚しました。
実際に1回で取れた後ろ脚の毛玉 こんなにも…
毛玉が皮膚に付着
しかも関節周りにくっついていたためにジャンプするのが難しくなってしまい動きが悪くなっていたとのことでした。
もっと放っておいたら関節の可動域が狭くなり、痛めるなどケガの原因になりかねないとのことで注意を受けました….
なので毛玉を放っておくと皮膚の病気だけではなくケガの原因にもなり危険なんです….
クリーム 「取ってもらえてすっきりだにゃっ」
4.これをしてケガをしました…毛玉を切るときの失敗談。
うちの家ではタイミングを見てリラックスしてる時は積極的にブラッシングをしているのですが、それでも毛玉は出来てしまいます。
特に耳の後ろなんかは我が家では油断しやすいですね….
そして耳付近にできた毛玉を処理しようとして事故は起きました….
クリーム氏がリラックスしていたから行けるだろうと思い(これが良くなかった)
耳裏にある小さな毛玉をチョキン
そのタイミングでクリーム氏が頭を動かしてしまいハサミが皮膚にあたってしまいました。
血は出てはいなかったものの不安になりすぐ病院に連れて行った所、傷ができていて3針縫うことになってしまいました。
痛い思いをさせただけではなく10日間カラーをつけて嫌な思いまでさせてしまい、
更にカラーをつけたことにより首周りに多数の毛玉が….悪循環…..
クリーム 「大変だったにゃ….」
手入れをしても毛玉が出来てしまうことを病院に相談したところ、
病院で毛玉のカットをしていただけるとのこと。
値段も500円からとあまり高くなく良心的な値段設定だったので、
これから毛玉ができてしまったらお願いしようと心から思いました….
なので、近くの病院やトリミングサロンで毛玉のカットが可能か調べておいて
毛玉が出来てしまった時の対処法の1つとして候補に入れることは
良いことだと今回の事故を経験して心から思いました!
ケガをさせてしまってはいけませんからね….
5.まとめ
なぜブラッシングは必要なのか?
・毛玉を作らないため
→皮膚病や関節周りにできるとケガの原因になる
ブラッシングをするには?
・猫のペースに合わせる
→リラックスしているときに撫でながらやってあげる
→「今日はお腹だけ」「機嫌がいいから脚をしよう」とちょっとずつ進める
毛玉になりやすい場所
・前脚の脇
・後ろ脚の関節周り
・耳の裏
毛玉ができた時の対処法
・病院やトリミングサロンにお願いしてみる
→慣れていたら大丈夫ですが慣れていないとケガをさせてしまう恐れあり
日々のケアを怠らなかったとしても毛玉は出来てしまいます!
その時は無理して自分で対処せずプロに任せてしまいましょう!